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FIERA

Cappellini in Fiera
Cappellini in Fieraポルトロナ・フラウ グループの傘下で2年目の新作発表となった「Cappellini(カッペリーニ)」。 今年はサーカスの“キャラバン”をテーマに、白い大空間の中にカッペリーニのプロダクトをインスタレーションした木の箱(家)やガラスの箱(ギャラリー)を点在させた。“トラベリングハウス(旅する家)”と呼ばれる3つの木箱の内部はカラフルなカッペーリーニの壁紙で彩られ、同社の新作と歴史的アイテムを取り混ぜたプロダクトをコーディネート。「CappelliniSistemi」と呼ばれるガラス製材でつくられた透明なギャラリーの中ではジャスパー・モリソンの「Lotus」シリーズで住空間とオフィス空間を提案した。
箱の内側と外側は=「日常と非日常」であることを喚起させ、来場者は空間を移動しながらその“境界を浮遊”するような感覚を体験した。
80年代から同社で作品を発表しつづけているジャスパー・モリソンの他、ピエロ・リッソーニやクリストフ・ピエといった世界的デザイナーと並んで、日本からは2年連続の参画となるnendo(ネンド)が「Ribbon」「Yuki」等、計3点の意欲的な作品を発表。多くの評判を集めていた。
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MOROSO in Fiera
MOROSO in Fiera毎年、意欲的な作品を発表する「MOROSO(モローゾ)」は、パトリシア・ウルキオラをはじめ、ロン・アラッド、ロス・ラブグローブ、喜多俊之、富田一彦など、欧州・中東・アジアから17組のデザイナーを起用。ウルキオラがデザインした白い展示空間なかに、ミニマルからデコラティブに至るまで、多様性とプロダクトの幅広さを美しくディスプレイした。中でも特に注目されていたのは、ウルキオラの新作「VOLANT RANGE」。彼女が得意とする“家具プロダクトの皮(がわ)デザイン”の新作とも言うべき同作品のシリーズは、実際に家具の張り地として使用されるファブリックをウルキオラならではの巧みなデザイン力でアレンジしたもの。「バレンシアガのドレスと将軍のコスチューム、どちらとも解釈できるような」感覚で様々にドレスアップされたソファ群が、会場内でひと際来場者の目を惹いていた。
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Vitra in Fiera
Vitra in Fiera

名作チェアの宝庫として知られるドイツの家具メーカー「Vitra(ヴィトラ)」の展示ブースも、例年どおり多くの来場者で賑わっていた。今回発表された新作の中では特に、同社でお馴染みとなったフランス人デザインデュオ、ロナン&エルワン・ブルレック兄弟の「Slow Chair & Ottoman」 や、一昨年発表した「ポルダーソファ」から同社の家具デザインに本格参入したオランダ人女性デザイナー、ヘラ・ヨンゲリウスの新作ソファ「The Worker Sofa」が目を惹いた。
今回同社が特にフォーカスした新作は、2004年に復刻され話題を呼んだチャールズ・イームズとエーロ・サーリネン(が40年代に発表した)の名作「Organic Chairs(オーガニックチェア)」のハイバック版「Organic Chair Highback」。こちらも来場者の注目を浴びていた。

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Fornasarig Shin Azumi
Fornasarig Shin Azumi

「DESIGN SEATING FOR DESIGN EATING」
ロンドンを拠点に活躍中の安積伸が、イタリアの家具の産地として知られるフリウリ地方の歴史ある家具メーカー「Fornasarig( フォルナサリグ)」社から新作チェア「Dress Chair」を発表。同社のプロジェクト「DESIGN SEATING FOR DESIGN EATING(食をデザインするためのデザインチェア)」というテーマのもと、クリストフ・ピエやイリッカ・サッパネンなど、精鋭デザイナー 7名が競作した。「食空間の成功の鍵を握っているのは、実は美しい食をデザインする椅子なのです」というメッセージを提示しながら、ホテルやバー、レストランなどの食空間のためにデザインした意欲的な椅子デザインを発表した。

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