milano BALS TOKYO
             
 
ZONA TORTONA

■ BALS TOKYO
「BALS TOKYO X 森田恭通 -- リアルな “今の東京”がサローネに出現 --
moooi

本年がサローネ初参加となった「BALS TOKYO(バルス トウキョウ)」は、FUORI SALONEでも特に国内外からの注目度が高いエリア「ZONA TORTONA(トルトーナ地区)」のSUPER STUDIO Piu内へ出展した。その展示ブースのデザインディレクションは、人気インテリアデザイナー森田恭通(もりた やすみち)氏が担当。世界中から集まる情報や才能を我流でミックスし、見たことの無い新たなエネルギーとスタイルを生み出す“東京の今の姿”が、ひとつの黒い箱=「BLACK BOX(ブラックボックス)」として表現された。
「ブラックボックス=東京」の中身をリアルに体感してもらおうと、黒一色に染めあげられた約400uの空間の中央には、ラグジュアリーを象徴する黒いプールが出現。その真上にはなんと約600kgの巨大なミラーボールが回された。他には無いその奇想天外さが「東京というフィルターを通して独自のエネルギーを生み出すプロセスそのもの」という森田氏の意図通り、その独創的なスペースはSUPER STUDIO内でも話題を呼んでいた。
今回、同ブースで出展されたプロダクトは、クリストフ・ピエをはじめ、フランチェスコ・ロタ、ガブリエル・ペッツィーニ、マッティ・クレネーレといった世界的に活躍するデザイナーたちと日本から初参加となる森田恭通を加えた計5名による新作家具/プロダクト。BALS TOKYOと彼らとのコラボレートで、機能性とデザイン性を兼ね備えた計14点の作品が発表された。
20日には「トルトーナ・ナイト」と題した全トルトーナ地区のパーティナイトが催され、 BALS TOKYOのパーティ会場は中田英寿や 『Wallpaper*』創始者であるタイラー・ブリュレなど、豪華な顔ぶれを含む約4,000名のゲストで埋め尽くされた。17日に行われたプレスプレビューの来場者を含めると、21日までのイベント期間内に訪れた総来場者数はのべ60,000人にも昇ったという。

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■ moooi モーイ・コレクション 2007
moooi

昨年2月にB&B Italiaと50/50の資本提携を結び、今年もその動向が気になるオランダの家具メーカー moooi(モーイ)。設立6年目となる今年もアートディレクター兼共同経営者のマルセル・ワンダースのもと、注目のダッチデザイン勢が集結。 新たに加わったマッティ・クレネル、ブラシウス・オスコ&オリバー・ディシュマンなど各国デザイナーと共に新作コレクションを発表した。
ストーリー性のあるブースづくりが毎回話題になるモーイは、常にその独創的な世界観をグラフィックで同時提案するという手法を取り続けている。今回新たに発表されたブランディングイメージは、マルセルが具現したイメージをフォトグラファーのエルウィン・オラフが写真に再現したものだ。ちなみに、今年の主役モチーフは“雲の精”風の不思議キャラクターを中心とした エスニックなスーパーヒーローたち。今年もシアトリカルな空間設定で独特の審美性をついた新作を発表した同社。2層分の天井高が程良く感じられるほど、大空間の中で縦横無尽に展開されたマルセルワールドは多くの来場者に強烈なインパクトを与えていた。

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■ Marcel Wonders Studio

マルセル・ワンダース・ステュディオ Contemporary Renaissance of Humanism

Marcel Wonders Studio

Droog Designの一員としてその才覚を現し、以降、ダッチモダンのムーブメントをけん引しつづけるマルセル・ワンダース。現在、moooiのアートディレクター兼(B&B Italiaとの)共同経営者である彼が、自身のスタジオから「よりパーソナルな作品」として“Contemporary Renaissance of Humanism(ヒューマニズムの現代ルネサンス)”と題したオリジナル家具アイテムを発表した。
トルトーナ地区の会場では、音楽と家具をシンクロさせたインスタレーションを大空間で展開。巨大なシャンデリアやスタンドライト、人物大の鈴(ベル)を象った巨大な陶器や、レースを樹脂で固めたインテリアプロダクトの数々など。ファッショナブルであると同時に強烈なインパクトを放つ、めくるめくマルセルワンダーランドが展開された。

FOMA X Stefano Giovannoni docomo 「FOMA」 by ステファノ・ジョバンノーニ
FOMA×Stefano Giovannoni

イタリアを代表するデザイナーのひとり、ステファノ・ジョバンノーニは、スーパースタジオのエントランスブースで「FOMA(フォーマ)」の次世代型シリーズを発表。20日に行われたトルトーナ地区のパーティナイトでは、同じくトルトーナ地区に構える私邸兼スタジオでプライベートパーティを主催。デザイン業界のセレブリティたちを招待した同パーティでは、屋上を含む8層ほどの建物をゲストたちに公開。屋内、屋外ともに深夜まで盛大なパーティナイトが繰り広げられた(屋上ガーデンでは、ミラノで活躍する日本人DJ 佐藤学/さとう・がくがゲストDJとしてプレイ。今回は様々な会場でゲストDJとして活躍していた)。

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TOM DIXSON 2007 トム・ディクソン 2007

英国「habitat(ハビタ)」社やフィンランド「Arteck」社といった、大手家具メーカーでクリエイティブ・ディレクターを務めるなど、秀でたデザインエディターとしても高く評価される英国人デザイナー、トム・ディクソン。2001年に立ち上げたプライベートブランド「TOM DIXON」から、今年も意欲的な作品を多数発表した。
彼自身が今もっとも表現したいデザインワーク発表の場でもあるSuper Studio Piu内展示ブースでは、 “The Metal Isuue”というタイトルのもとに様々なメタル(金属)をフィーチャーした新作家具アイテムを提案。近年高騰の一途をたどっている金属をあえてフィーチャーすることで、資源問題に対するアンチテーゼを唱えるかのような今回のイシュー。他と一線を画す、力強く刺激的なインパクトを放っていた。

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SWAROVSKI “CRYSTAL PALACE”

FOMA×Stefano Giovannoni ファッション分野での目覚ましい発展が注目される、オーストリア発のクリスタルパーツメーカー「スワロフスキー社」。ミラノサローネ会期中に開催された「スワロフスキー クリスタル・パレス 2007」は、同社が照明・建築・インテリア分野へのパーツ提供に本格参入して以来、今年で6年目を迎えるエキシビションとなる。毎年そのラグジュアリーな眩さで来場者を魅了するこのエキシビションは、スワロフスキー社が各分野の著名クリエイターを多数迎え、一年でもっとも精力を注ぐシャンデリアの展覧会としても知られている。
今年は、フランス人のデザインデュオ、ロナン&エルワンブリュレック兄弟をはじめ、日本からは建築家の隈研吾、その他、フューチャーシステムズやハリリ&ハリリ、ステファーノ・リッチなど、計18人の精鋭クリエイターが参画。既にお馴染みとなったトルトーナ地区の“クリスタルパレス”が会場となった。近年、同エキシビションで発表される作品はインタラクティブ性と芸術性を兼ね備えたものが増えている。今年は、全18作品の中でも特に、ロナン&エルワンブリュレック兄弟が発表した「STONE LIGHT(ストーン ライト)」が評判を呼んでいた。

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