どうもこんにちは、管理人のけいすけです。
5chは情報の多さが魅力ですが、あまりにも情報量が莫大過ぎて何を読んでいいものやら途方に暮れてしまいます。
トップページから地道にリンクを辿っていくのも積もり積もるとけっこうな手間です。
そんなときに役立つのが、5chを検索することに特化した検索サイトたちです。
今回は5ちゃんねる(5ch)の検索方法は色々ある⁉というテーマで、まとめて解説していきます。
餅は餅屋というやつじゃな
5chの人気と歴史の長さから、5chを検索できる専門のサイトはかなりの数に及びます。
しかし、中にはGoogleにはヒットするもののメンテナンスが放置されていたり、サイトそのものが消滅しているものもあります。
今回は2021年11月現在で元気に営業中の検索サイトを抜粋してご紹介していきます。
検索はネットの基本、5ch検索は5chの基本かもしれません。5chを愛する全ての人にぜひお読みいただきたい記事になっています。
5ちゃんねる(5ch)の検索方法は色々ある⁉まとめて解説!
5chの検索方法には5ch運営が直接関わっていない非公式のサイトが数多いです。
非公式サイトの個々の紹介は記事の後半でおこなっていますが、まずは公式のスレタイ検索と、5chの検索方法について調べていると出てくる話をご紹介していきます。
公式のスレタイ検索
まず、5ch内に存在する公式のスレタイ検索はこちらです。
調べたいワードを入力すると最新レス順に検索結果が表示されるという、非常にシンプルな検索サイトになっています。
また、5chのトップページから辿ってアクセスすることもできます。
- 5chのトップページの「掲示板」
- 5ch BBSの左側メニュー上部の「検索[ベータ版]」
ちなみに「検索[ベータ版]」の真下に「超スレタイ検索」というリンクもありますが、クリックしても
サーバ壊れた。復旧中。
と表示されるだけで何もできない空き地になっています。
公式のスレタイ検索は立ち位置が安定しているという最大のメリットがありますが、5chそのもののダウンのしやすさから接続の不安定さがややあります。
スレタイ検索がダウンしていても他のサーバーにある板は無事というケースもあり、そういった時には非公式の5ch検索サイトが役に立ちます。
5chの検索方法は数多い
5chを専門とした検索サイトは公式のスレタイ検索以外にも数多くあります。
それら非公式の5ch検索サイトは、公式のスレタイ検索そのままでは存在意義がありません。
そこで、あれこれ工夫して公式のスレタイ検索にプラスアルファの機能が付いていることが多いです。
たとえば、
- 注目スレのヘッドライン表示
- 5ch公式よりも高度な検索機能
- 5ch公式がダウンした場合の迂回路役
など、主にこういった部分で存在意義を見出しています。
ユーザーとしては、それら特徴のある5ch検索サイトの中から、自分の使いやすいサイトを選ぶと良いでしょう。
非公式の5chの検索方法が乱立する事情
非公式の5ch検索サイトが乱立する理由として、人気のある5chに便乗することでアクセス数やそれに連なる広告収入が得られる点が大きいでしょう。
しかし、インターネット検索がGoogleの一人勝ち状態で他がいまいち振るわないように、非公式の5ch検索サイトもそれ相応にユーザーに対するメリットをもたらさなければ見向きもされません。
Googleの検索エンジンは、情報収集するクローラーや検索結果をより「人間が求める情報」に近づけるアルゴリズムなど、見えない部分に様々な工夫が凝らされています。
時には「余計なお世話」の機能も見られますが、他企業がGoogleにお金を払ってまで検索エンジンを間借りするほど優秀なシステムなのは事実です。
非公式の5ch検索サイトにも、そういった利便性が常に求められます。
一部の5ch検索サイトでは、主にニュース系の板からの引用を見やすくレイアウトし、もはや新聞電子版と見まごうばかりのニュースサイトにトップページの体裁を整えていたりします。
5chは自分の「足」で情報収集するのも楽しみのひとつですが、そこまで熱量がないライトユーザーや5chそのものに訪れずにまとめサイトだけ見ている層も存在します。
そういった層は、ヘッドライン的な表示で5chを知れる気軽さを評価しているようです。
公式のスレタイ検索はシンプルであるがゆえに、本当に「スレタイ検索」しか機能がありません。非公式の5ch検索サイトが付加している装飾部分を支持する層もいるわけです。
また、公式のスレタイ検索がダウンした際に、単純に避難所的な使い方もできます。非公式の5ch検索サイトも食わず嫌いせず、ひとつくらいはブックマークしておくと役に立つことがあります。
Googleは5ch検索にはちょっと不便
ネット検索であればGoogleなどの大手の検索エンジンを使えばいいのでは?とも思いますが、5chに限ると事情が変わります。
Googleでも検索ワードで、
と「5ch.net」を「”(クオーテーション)」で囲み、それに続けて調べたい語句を入れることで5chに絞った検索が可能です。
しかし実際にやってみると分かりますが、この方法ではGoogleの独自仕様で検索結果が並べ替えられるうえに、最新の現行スレなどは取得が間に合っておらず表示されません。
5chを検索する場合には、やはり5ch検索サイトが適しています。
5chの検索でよく名前を聞く「ログ速」とは?
5chの検索について少し調べると、「ログ速」というサイトの名前をよく目にします。
ログ速は5chの情報を保存・公開する活動をおこなっていた「まとめサイト」「過去ログサイト」に該当するサイトでした。
しかし、ログ速は2021年の春先に突如アクセス不能になり、実質の閉鎖状態になっています。
ログ速は5ch民にとって便利なアーカイブとしての機能を果たしており、現在でも終了が惜しまれている為にたびたび名前が挙がるのです。
現在はアクセスできないサイトなので、最近名前を知った住人にとってはその存在も現実か分からない「鮫島事件」「牛の首」「ズンドコベロンチョ」みたいなものになっています。
非公式の5ch検索サイトたち
非公式の5ch検索サイトは多数存在しますが、その中でも著名で現在も公開が続いているサイトをいくつかご紹介します。
5ちゃんねるスレタイ検索 JaneStyle
専ブラ制作や5chから一部の業務委託を受けている「JaneStyle」が運営している5ちゃんねるスレタイ検索です。
まるで新聞電子版のようなニュース記事が並べられていますが、リンク先は全て5chのニュース系スレに繋がっています。
5ch本体には存在しないサムネイルを貼り付けるなどの編集作業がおこなわれているようです。
本文が5chだから他のニュースサイトに劣るかというそんなことはなく、ニュース系スレに常駐する住人たちの見識を得られてなかなか勉強になります。
5ちゃんねるスレタイ検索 ff5ch.syoboi.jp
個人運営によるものと思われるスレタイ検索です。
JaneStyle同様に5chのニューススレがヘッドライン表示されていますが、こちらはテキストのみの表示であるというのがひとつの個性です。
軽量・爆速表示で有名な「阿部寛のホームページ」を彷彿とさせるシンプルな表示は、スマホからの閲覧や公式がダウンした時の避難所として申し分のない軽快さです。
5ちゃんねるその他のスレタイ検索 refind2ch.org
re.Find2chの特徴は、検索範囲が5ch本体に留まらず派生の掲示板まで含んでいる点です。
- 5ch
- 2ch.sc
- おーぷん2ちゃんねる
- したらば
- Next2ch
- VIPサービス
- まちBBS
- jikkyo.org
複数の掲示板サイトを渡り歩いて情報収集をしている人にとっては嬉しい仕様です。
逆にあくまで5ch本体にこだわって検索したい場合にはノイズになってしまうかもしれません。
5ちゃんねる「全文」検索 5ch.search2ch.info
5ちゃんねる全文検索の特徴は、スレタイに留まらずレス内容も含めた「全文検索」が可能な点です。
また、DAT落ちや1000レスに到達したスレッド・過去ログ、画像も検索可能です。
…と聞くとめちゃくちゃ高機能に思えますが、検索結果が膨大になり過ぎるというデメリットも抱えています。
他のスレタイ検索では検索結果が少ない・無いといった場合にこちらを頼ると良いかもしれません。
新進気鋭の5ch過去ログ検索 かころぐβ
かころぐβはログ速がアクセス不能になった2021年春ごろに避難所的に開設され、以降は定番化している新進気鋭の5ch過去ログ保存・検索サイトです。
過去ログとはいうものの、検索結果は過去ログと現行スレが両方表示されるため、特に意識することなく欲しい情報にアクセスできます。
管理者はおーぷん2ちゃんねると同様のsatoru.net(矢野さとる)氏で、界隈の有名人という点でも信頼感がある5ch検索サイトです。
トラブルから訴訟まで?!個人情報を検索するエゴサーチを5chで
5chの検索について調べていると、弁護士事務所の宣伝を多く見かけます。
5chを検索する人間には、純粋に楽しみで5chを利用する住人のほかに、5chに晒された個人情報に悩んだり誹謗中傷を訴えてやりたいと考えている裁判沙汰に関わる人も多いのです。
エゴサーチとは?
エゴサーチとは自分の名前・組織・SNSアカウントなどをネット検索し、自分自身の評価や誹謗中傷などを調べる行為です。
ラテン語のegoと英語のsearchを組み合わせた言葉で「また日本でしか通じない和製英語かよ」と思いきや、英語圏でも「egosearching」「egosurfing」といった言い回しが用いられているようです。
近年では「エゴサ」と略され、若い芸能人などから一般層にも広がりを見せている現代語です。
5chの場合、誹謗中傷は芸能人やインフルエンサーなどの有名人に限ったものではなく、個人が経営しているお店の評判や、街中の少し目立っている人に至るまで噂の対象となります。
5chにおけるエゴサは一般人にも身近なものであり、普段5chを使わない人でも「5chでの誹謗中傷」を調べるためにわざわざ5chに絞ったエゴサがおこなわれます。
うわぁ…弁護士事務所の便乗記事おお過ぎ…?
5chの検索について調べていると、弁護士事務所のサイトがちょこちょこヒットしてきて5chファンにとってはノイズに感じます。
逆を言うと、5ch上の誹謗中傷に悩んでいる「普段5chを使わない層」にとっては、弁護士事務所のサイトは有益な情報となるのかもしれません。
弁護士によって得意分野は様々で、いきなり街中の事務所を訪ねても、ネットトラブルに弱い弁護士に当たってしまうと問題解決が遠のきます。
その点、検索上位にヒットする弁護士事務所は、それだけである程度ネットに強いと判断できます。そもそも検索上位に入るためにはネットのテクニックがいくつか要りますので。
それにしても「5chのトラブルの相談に乗ります」と5chを名指しする便乗サイトの多さが少し気になります。
現在では5chの炎上・誹謗中傷は以前よりもマイルドになっており、個人のネットトラブルはSNS、有名人への誹謗中傷はヤフコメなどに移ってきています。
それでも高齢のネットユーザーほど「ネットの闇は5ch」というキャッチコピーは分かりやすいのでしょう。
エゴサーチにも公式・非公式の5ch検索を利用
5chのエゴサをおこなう際にも5ch検索サイトは便利ですが、多くの5ch検索サイトは「スレタイ検索」である点に注意が必要です。
スレタイ検索は当然ながらスレタイ(スレッドのタイトル)に個人名が入っていない場合はヒットしません。
わざわざ個人を名指しして誹謗中傷スレを立てるということはあまり考えられないので、エゴサをするなら全文検索ができるサイトか、最初からGoogleを使う方が早いかもしれません。
一部の弁護士事務所のサイトでは「誹謗中傷チェッカー」と銘打って5ch内をエゴサできるフォームを用意しているところもありますが、実情はGoogle検索を自サイトに埋め込んでいるだけだったりします。
まとめ
5ちゃんねる(5ch)の検索方法は色々ある⁉についてまとめて解説しました。
5ch検索サイトは公式・非公式問わず数多くあり、それぞれに特徴があります。
5chを楽しむ補助やまとめサイトのように利用するほか、5ch外からエゴサ目的でサイトに訪れる人もいます。
多くの5ch検索サイトは5chの良さを引き出そうと努力しています。多くの人にそれが伝わって欲しいですね。