5chや2chのまとめブログと共に人気のある雑談系まとめブログと言えば「海外の反応まとめブログ」です。
そんな海外の反応まとめブログを多く集めて配信しているのが「にゅーやく」というアンテナサイトなのですが、ここではにゅーやくに関する登録基準や登録方法についてご紹介していきます。
ちなみににゅーやくに登録されているまとめブログには、海外のSNSやニュース記事などに書き込まれたコメントを翻訳したものもあります。
そのため、5chや2chのスレをまとめたものとは少し違った部分があるというのも特徴のひとつです。
こうした海外の反応まとめブログはここ最近でより多く見かけるようになりましたので、新しく始めるのであれば良い素材と言えるでしょう。
まとめブログを運営するのに欠かせないのがアンテナサイトの存在ですが、海外の反応をまとめたブログに特化したアンテナサイトというのはそこまで多くありません。
その中で実績と運営年数が長いアンテナサイトが「にゅーやく」です。
これから海外の反応まとめブログを作ろうと考えている人や、すでにブログを作っている人は、ぜひこの「にゅーやく」をチェックしてみてください。

にゅーやくってどんなサイト?
にゅーやくは「にゅーもふ」という老舗アンテナサイトから派生したもので、主に海外の反応をまとめたブログを取り扱っているサイトです。
そんなにゅーやくの特徴や登録したときのメリットをまずはご覧ください。
にゅーやくは海外の反応まとめブログを集めたアンテナサイト
海外の反応まとめというのはまとめブログの中でも少し特殊なジャンルに入ります。
というのも、通常の5chまとめブログなどは元ネタをそのまま使用し、コメントを装飾するだけなのに対して、海外の反応まとめブログというのは英語を一度翻訳しないといけません。
そのため、新規で参入する人が通常のまとめブログよりも多くないのですが、中には普通の5chまとめブログ並みに人気の高いブログなども運営されています。

そんな海外の反応まとめブログをメインに取り扱っているアンテナサイトというのが「にゅーやく」です。
にゅーやくでは、海外の方がコメントをしたSNSのトピックやニュース記事を参考にしたまとめブログを中心に、海外のスポーツに関するまとめブログなどが掲載されています。
なお、海外の反応まとめブログというのは、翻訳の仕方によって運営者の特徴が色濃く出たりもします。
たとえば代表的なもので言えば「嫌韓」「親中」などが挙げられるのですが、にゅーやくでは特にそうした基準はなく、いろいろな意見のまとめブログを取り扱っている印象です。
そのため、比較的幅広い層に向けた翻訳ブログであれば、どんなものでも登録が認められると考えていいでしょう。
にゅーやくはINポイントの数によってアクセス返還率が変わる
にゅーやくでは登録されているまとめブログから送られる「INポイント(逆アクセス数)」によって、優先的に表示されるブログが決められています。
つまり、にゅーやくに対して多くのアクセス数を送ったブログがより検索上位に来るということですね。
これに関してはどのアンテナサイトでも同様の仕組みを採用していると言われていますが、にゅーやくの場合はその部分に関して以下のような文言を掲載しています。
- 逆アクセス数(INポイント)と返還率を統計してRSS配信・記事ピックアップを行っています
- にゅーやくに送るアクセスが多いほど沢山のアクセスが返ってくる仕組みです
このような形でアクセストレードの仕組みを明記してくれている点に関しては、非常にフェアなアンテナサイトと言えるでしょう。
そんなにゅーやくですが、どんなサイトが掲載されているのか?というのも気になる部分ですよね。
というわけで、現在のところにゅーやくに登録が認められているまとめブログの一例をご覧いただきましょう。
にゅーやくに登録されているまとめブログ一覧
こちらは調査時点(2020年9月中旬)で逆アクセス数ランキングトップ20に入っていた「海外の反応まとめブログ」です。
- パンドラの憂鬱
- カイカイ反応通信
- 海外の万国反応記
- どんぐりこ
- カラパイア
- NO FOOTY NO LIFE
- みずきの女子知韓宣言
- ラカタン
- じゃぽにか反応帳
- 親日国タイの反応
- 暇は無味無臭の劇薬
- お隣速報
- 劇訳表示。
- すらるど
- 海外のお前ら
- トーイチャンネット
- 海外の反応で英語の勉強(TOEIC受験記)
- キキミミ
- 翻訳ちゃんねる
- 翻訳部
ご覧いただくと分かりますが、特にひとつの方向に偏ったブログばかりを集めているわけではないラインナップとなっています。
中にはタイの反応などといったニッチなブログもランクインしていますので、英語以外の言語が出来る方にとってはスタートさせるのに良いまとめブログのジャンルと言えそうですね。
また、それぞれのブログの中身を見ても、そこまで過激な思想を色濃く出したブログがないことも分かります。
そのため、翻訳の内容的に嫌韓や親日に寄ったブログはあまり運営の好みではないのかもしれません。
こうした特徴も踏まえておくとアンテナサイト選びがスムーズにいきますので覚えておきましょう。
ということで、次ににゅーやくへ登録する際の条件や登録方法を見ていきたいと思います。
にゅーやくの登録基準や登録方法は?
ここからはにゅーやくの登録基準や登録方法を解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
にゅーやくの登録基準について
最初に結論から申し上げておきますと、にゅーやくでは明確な登録基準を公開していません。
この明確な登録基準というのは逆アクセスの数についてです。
ほかのアンテナサイトの場合だと、「1日〇〇回数以上のアクセスを送ってくれば登録を認める」といった条件を公開しているところもあります。
しかし、にゅーやくはこうした数字をハッキリと提示していないわけですね。

ちなみににゅーやくが公開している登録基準は以下の一文のみです。
「サイトの特性上、一定の基準を満たすブログの中から少しずつ追加いたしております」
この一定の基準がどういったものを指すのかは不明ですが、にゅーやくというのは前述の通り「にゅーもふ系列のアンテナサイト」です。
そのため、ほかの系列アンテナサイトの登録基準を参考に、にゅーやくへ登録が認められる条件を推測してみました。
それが「1日50~100アクセス以上を送る」という条件です。
なお、50アクセスというのはにゅーもふクラスのアンテナサイトに登録されるための最低条件として考えられる数値です。
そして、100アクセスというのは系列の「にゅーえろ」の登録基準なのですが、登録されているブログ数なども似ているので、おそらく1日100アクセス以上を送り続ければ登録が認められる可能性も高まるかと思います。
あくまで予想の数値ですが、登録を希望する場合はこのアクセス数を目安にしてみるといいかもしれません。
ということで、次ににゅーやくに登録するための方法というのを見ていきましょう。
にゅーやくの登録方法について
にゅーやくに登録する方法は
「自身のまとめブログにRSS・固定リンクを貼り、そこからアクセスを流してから登録申請をする」
といった形になります。
なお、にゅーやくのRSS・固定リンクは以下のものを使用してください。
・RSS(すべての記事):http://data.newantenna.net/yaku/rss/all.xml
・RSS(海外の反応):http://data.newantenna.net/yaku/rss/yaku.xml
・RSS(海外のオタク):http://data.newantenna.net/yaku/rss/otaku.xml
・RSS(世界のニュース):http://data.newantenna.net/yaku/rss/news.xml
こちらを自身のまとめブログのトップページなどに貼り付け、逆アクセスを流し続けたら登録申請をおこなっていきます。
登録申請フォーム
http://form1.fc2.com/form/?id=850049
ちなみににゅーやくを含めた「にゅーもふ系列のアンテナサイト」では、パソコン・スマホそれぞれからのアクセス比率が公開されています。
にゅーやくの場合は38%以上がスマホからのアクセスと書かれていますが、これはつまりパソコンからのアクセスの方が多いということです。
ほかの系列アンテナサイトだとスマホからのアクセス数が多いと書かれているので、にゅーやくはユーザーの層が少し違うということが分かります。
こうした点を含めてサイト設計をおこなうと、リピーターの増加も見込めると言えるでしょう。
次ににゅーやくへ登録する際の注意点についてもご紹介していきたいと思います。
にゅーやくへ登録する際に気を付けたい注意点
にゅーやくへ登録申請をする場合には、「逆アクセスを多く送ったからといって必ずしも登録が認められるとは限らない」ということを理解しておいてください。
特に記事の提供元が曖昧なまとめブログに関しては、アンテナサイト側から敬遠される傾向にありますので注意しましょう。
海外の反応まとめブログの場合は、普通のまとめブログに使われているような5chや2chといった確かなソースがありません。
また、翻訳についても自身の感覚でおこなうものなので、フェイクニュースになりやすいといった特性があります。
そのため、あまりにも実際のコメントとかけ離れたことを記事として掲載しているブログに関しては、内容と場合によって訴えられる可能性もあるわけです。
(実際、韓国人を差別する発言をSNSから拾ってまとめていた保守速報というまとめブログは提訴されたことがあります)
こうしたブログを扱っているとアンテナサイト側も不利益を被る可能性があるので、登録には慎重になるといったイメージですね。

ちなみにほかの注意点で言いますと、広告の多いまとめブログというのもアンテナサイトから登録が認められにくいとされています。
広告の多いまとめブログというのは動作が遅くなりがちで、ユーザーの巡回率を下げるものとして敬遠されます。
また、にゅーやくの場合はアダルト系のまとめブログを取り扱っていませんので、そうした広告を貼っているブログもNGと言えるでしょう。
ほかにもインタースティシャル広告など、ユーザーがすぐに画面を消してしまうような広告は滞在時間を短くさせ、検索結果を悪くさせると考えられています。
トータルして言えるのはユーザーが見やすいサイト設計にしておかないと、アンテナサイトからも認められないということですので、ぜひこの点については留意しておいてください。
にゅーやくの運営者は誰?
最後ににゅーやくの運営者情報についてご紹介していきたいと思います。
にゅーやくの運営者情報について
にゅーやくは「にゅーもふ」を主体としたアンテナサイトの姉妹サイトです。
そのため、にゅーもふとにゅーやくの運営者は同一と考えられているのですが、この人物が誰なのか?ということは分かっていません。
なお、にゅーもふ系列のアンテナサイトには、にゅーやくを含めて以下のようなサイトがあります。
- にゅーもふ
- にゅーぷる
- にゅーおた
- にゅーれす
- にゅーやく
- にゅーえろ
このように複数の中堅アンテナサイトを運営していることから、会社単位で管理がおこなわれているとも推測できるのですが、にゅーもふの管理人は「持病のためメンテナンスが遅れています」などとも注意書きにコメントしたりしています。
そのため、やはりひとりで運営をしている可能性が濃厚であると言えそうなのですが、その実態については分かっていません。
総括
海外の反応まとめブログをメインに取り扱うアンテナサイト「にゅーやく」についてご紹介してきました。
同ジャンルを専門的に扱うアンテナサイトは比較的数が少ないので非常に貴重です。
海外の反応まとめブログをこれから作ろうと考えている方にとっても欠かせないアンテナサイトだと思いますので、ぜひ本文の内容を参考に登録申請をおこなってみてください。
ちなみににゅーやくの大元であるにゅーもふでも海外の反応まとめブログは登録が認められていますので、そちらもチェックしていただければと思います。